「NAGAOKA P908」だいたい1ヶ月使ってみた感想みたいなやつ
アルミニウムハウジング ハイレゾイヤホン P908
https://www.nagaoka.co.jp/item/p908.html
なんとなく買い物に行ったドン・キホーテで「再生周波数帯域5~80,000Hz」という文字情報だけで買ってきた(税込み1200円くらい)イヤホンを1ヶ月、平日は通勤時間で3時間なのでだいたい60時間くらいは使ったのかなと思うので使用感とか。
音の専門家でも、音楽知識もない個人の感想なのであしからず。
使用プレイヤー:“ウォークマン”Sシリーズ[メモリータイプ]NW-S770シリーズ NW-S774(後継機のNW-S310はなんであんなに音が悪いのか・・・)
①見た目
お世辞にもおしゃれとはいい難いデザイン。
カラーバリエーションが豊富なので色を好みで選べばいいのだけど、ネットの評判を見ると塗料の関係なのか「色で音が違う」らしい。実際に青とグリーンの2本買ってみたが確かに違った。青がほんのちょっと低音よりの音が出る感じ。
ケーブルがやや短く、手触りに反して思ったよりも服やカバンに引っかかるので時々ピーンと引っ張られてしまうので断線の可能性は高いかもしれない。
付属のイヤーピースは薄く手触りも安っぽいので変えたほうがいいかも、というか、左右が同じ形のためわかりにくいので、イヤーピースの色を左右で別のものにするのが良い。
②価格
HPの価格で1,298円(税118円)とコスパは抜群にいい。
高音好きで0~9000円くらいの音の出ないイヤホン買うくらいならこれを複数本買ったほうが良い。
ドンキとかホムセンでも売っているので割とどこでも買えるっぽい。ずっと前にタワレコで見たような気もする。
③音
完全に高音寄り。
低音はあまり大きく鳴らない。
再生周波数帯域5~80,000Hzというだけあって価格からは考えられない音が鳴る。
微妙なイヤホンにありがちな音詰まりがないのは良い。
デフォルトで付いているイヤーピースよりも大き目の穴が開いている耳にフィットするイヤーピースを付けると少し音が聞こえやすくなる。元のスピーカー部分が大きいのでそこを塞がないようにすると良いっぽい。
基本的にmp3の320kbpsで聞いているのでそもそもの音が限界点なのか、高音の先の方で少しノイジーになる。ハイレゾ音源を使えばまた変わるのかな・・・。
完全に高音よりに音が鳴るので、ギターやピアノなどは結構出てくるが、ベースの音はほとんど聞こえなくなる場合あり。バンドの音だったり、ドラムの音だったりが割としっかり左右に配置されて聞こえる気はする。個別には音を認識しやすい。
クラシックやアコギなどのアナログの音がお勧めな気がするけど、バンドの音などでギターの音を強めに聴きたい人にはいいイヤホンだと思う。
ベース音はホントに聞こえにくいので、ドカドカ鳴る音が好きな人には絶対にお勧めできない。それでもと言う人は文句は書いてはいけない。
人の声がどうしても高低行ったり来たりするので、時々聞こえにくくなる場合あり。
音が広がる分、左右に大きく振られるけれど、前後感は少ない。ASMRなどで前後ろの音はかなり苦手な印象。
④耐久性
たぶん価格相応と思われる。
ただ、安いのでたくさん買っておけばいいのでは?と思う。
⑤総評
高音好きの人にはかなり良い。高音だけなら10000円のイヤホンにも負けない可能性は余裕である。
低音や人の喋りを聞きたい人は買うべきではない。
良い意味で「久しぶりに低価格帯の変態イヤホンに会ったな・・・」と言う感じです。
個人的にはかなりおすすめのイヤホンです。
高音好きな人は見かけたら予備用としてでもいいので買っておくといいよ。